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アトピーの方の紫外線対策|日焼け止め選びと肌に優しいケア方法

こんにちは、仙台アトピー相談室です。
日差しが強くなる季節、紫外線対策は欠かせませんが、アトピー性皮膚炎の方にとって「日焼け止めが肌に合わない」「塗ると余計にかゆくなる」というお悩みを抱える方も少なくありません。紫外線はバリア機能が低下した肌にとって炎症を悪化させる原因にもなるため、正しい知識で上手に対策することがとても大切です。今回は、アトピーの方に向けた紫外線対策のポイントをご紹介します。

1. 日焼け止め選びのポイント

肌への負担を最小限にするために、以下の点を意識して選びましょう。

●選ぶときのチェックポイント:
・「紫外線吸収剤」不使用(ノンケミカル)のものを選ぶ。酸化チタン・酸化亜鉛などを使用した紫外線散乱剤タイプがおすすめです
・無香料・無着色・アルコールフリーで「敏感肌用」や「パッチテスト済み」の表記があるものを選ぶ
・まずは腕の内側などで試してから、顔や患部に使用しましょう
・石鹸やぬるま湯で優しく落とせるタイプを選ぶ。クレンジングオイルなどによる強い摩擦はバリア機能を損なう原因になります

2. 物理的な遮光を優先する

肌に直接塗る量を減らすため、衣類や小物での対策をメインにするのが最も低刺激です。

●おすすめのアイテム:
・UVカット機能付きの衣類:薄手で通気性の良いパーカーやカーディガンを活用しましょう
・日傘・帽子:つばの広い帽子や完全遮光タイプの日傘が効果的です
・サングラス:目から入る紫外線も全身のメラニン反応に影響するため有効です

3. スキンケアとの併用

「保湿してから日焼け止め」が鉄則です。ワセリンや処方されている保湿剤で肌の表面を整えてから日焼け止めを塗ることで、成分の過度な浸透を防ぎ、乾燥も抑えられます。

●外出中の注意点:
・汗をかいたまま放置すると、汗の成分と紫外線が反応してかゆみが強まることがあります
・こまめに柔らかいタオルやガーゼで「押さえるように」汗を拭き取りましょう

4. 帰宅後のアフターケア

●帰宅後に意識したいこと:
・日焼け止めや付着した花粉・ほこりを早めに洗い流す
・「うっかり焼けてしまった」「熱を持っている」と感じる場合は、冷たいタオルで優しく冷やして炎症を落ち着かせてからたっぷり保湿をする

まとめ

アトピー性皮膚炎の方にとって、紫外線対策は「いかに肌への負担を減らすか」が重要なポイントです。日焼け止め選びを工夫しながら、衣類や日傘などの物理的な遮光も積極的に取り入れて、肌への刺激を最小限に抑えましょう。なお、症状がひどい部位(浸出液が出ている・強い赤みがある)には自己判断で日焼け止めを塗らず、まずは包帯や衣類で保護し、かかりつけの皮膚科医にご相談ください。

仙台アトピー相談室では、アトピーの方の日常ケアや季節ごとの肌トラブルに関するご相談を承っております。お気軽にご相談ください。

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